まずキャットフードの選び方として、猫の成長段階に合わせて選ぶことが大切です。1歳までは子猫用を、1-7歳までは成猫(アダルト)用を、8歳以降は老猫(シニア)用を選ぶようにしてください。
キャットフードの種類についてまとめました。
1、ドライ・ソフトドライタイプ
2、ウェットタイプ
3、一般食
4、栄養補完食や食事療法食
5、間食(おやつ・スナック)
1、ドライ・ソフトドライタイプ
水分量が10%程度のもので「カリカリ」と呼ばれることもあります。
栄養バランスに優れたものが多く、総合栄養食がほとんどです。粒の大きさや形が各メーカー毎の豊富にあります。
開封後の保存性も高いため、猫が食べ残した場合も食器に入れたまま出しておいても大丈夫です。
家を留守にすることが多い方が猫を飼う場合はドライフードの方が適しているといえます。
2、ウェットタイプ
水分量が75%程度で、缶詰やパウチに入って販売されています。嗜好性が高く、食感や味がいいため猫が好みがちです。ただ、総合栄養食でないものは主食には適しません。
また、水分量が多いため傷みやすいです。そのため、ドライフードのように出しっぱなしにすることはできません。一度開封したら使いきるようにしましょう。
3、一般食
人間でいう「おかず」にあたるものです。そのため、一般食だけを食べさせることはやめてください。購入前にパッケージの後ろの記載を見るようにしましょう。
4、栄養補完食や食事療法食
特定の疾患や、特定の栄養成分を補うために作られたものです。獣医師の指示に従って与えてください。
5、間食(おやつ・スナック)
しつけや豪褒美に与えましょう。さまざまなタイプがありますが、与えすぎると肥満原因になるので気を付けてください。おやつを与えたら、食事はおやつの分を減らした量をあげるようにしましょう。
キャットフードは総合栄養食を選ぶようにすれば、ウェットタイプでもドライタイプでも良いと思います。どちらの方がいいとは一概には言えませんが、災害時などの緊急時のためにもどちらのフードも食べられるようにしておいた方がいいでしょう。