猫の餌ってドライフードだけで良い?他の餌もあげた方がよいのかな?
猫の餌のことで上記のように悩んでいる飼い主さんもいると思います。
結論から言うと、最低限の栄養を確保できるので猫の餌はドライフードだけで大丈夫です。
ただし、ドライフードだけあげていると水分不足になるなどのデメリットもあります。そのデメリットも含めて、この記事で詳しく説明しているので最後まで読んでください。
ドライフードだけで良い理由
ドライフードの多くは、「総合栄養食」にあてはまります。
必要な栄養素がすべてそろっているため、規定の量と水分を一緒に与えることで健康の維持や成長に必要な栄養を補うことができます。
デメリット
デメリットとしては、水分不足に陥りやすいこと・猫の本来の食事とは異なることがあげられます。
水分不足による影響
水分不足になると膀胱炎や尿路結石などの尿路系の疾患になるリスクがあがります。
膀胱炎
尿に血が混じったり頻回にトイレに行くようななったりする病気です。
抗生剤の投与で治りますが、悪化すると急性腎不全に陥ることがあるので要注意してください。
尿路結石
おしっこに含まれるミネラルが凝固して尿石ができる病気です。
尿に結晶のようなものが混ざったり血尿が出たりします。悪化して尿路閉塞を起こすと尿毒症になることもあるので早めに受診するようにしたいですね。
猫は水をあまり飲まない動物のため、尿路結石ができやすく特にオス猫は尿道が細いのでさらにリスクは高くなります。
トイレに行く回数が増えたり、トイレに行くけどおしっこが出ていない状態があれば早めに受診するようにしましょう。
対処法
・猫が水を飲む環境を整える
なかなか水を飲まない猫は、原因を解決する必要があります。
原因には、カルキ臭が嫌い・器が気に入らない(髭が当たる)・冷たすぎる・騒がしい このようなことが考えられるのでこれらを改善するようにしたいですね。
・おやつをウェットなものにする
ウェットなおやつをあげて水分摂取量を増やしましょう。ただ、おやつはあげすぎると肥満につながるので注意です。
猫の本来の食事と異なる
猫の本来の食事とは、野生で小動物を捕って丸々食べていました。
例えばねずみだと、一匹の水分量は60-70%・脂肪は10%となっているのでドライフードとは水分量が全然違ってきます。
また、ねずみなどは高たんぱく・低炭水化物であるのに対してドライフードには低たんぱく・高炭水化物になっているのもが多いです。炭水化物は肥満の原因になってしまいます。
対処法
ドライフードの中にも、高たんぱくなものはたくさんあります。
そういった高たんぱくなドライフードを選ぶようにすれば猫本来の食事に近づけることができます。
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まとめ
今回の説明で、タンパク質が少なくなりがちなドライフードは高たんぱくなドライフードを選ぶことで解決することが分かったと思います。
ドライフードだとどうしても水分量が不足しがちになるので、ドライフードに加えておやつで水分量を補ったり、水分をしっかりととれる環境を整えることで解決します。