猫のドライフードはどうやってふやかすの?【ふやかす理由と方法】

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子猫の時は餌をふやかすって聞いたけど、どうやればいいの?

ふやかすのは子猫の時だけ?

 子猫を飼い始めた飼い主さんの中で離乳期の餌のあげ方に困っているかたもいるのではないでしょうか。
初心者飼い主さんの、「子猫の餌はふやかすって聞いたけどどうすればいいの?」という疑問を解決します。

猫の餌をふやかす理由

 猫の餌をふやかす理由は、ずばり食べやすくするためです。

下記のようにドライフードを食べるのが難しい猫には、ふやかして食べやすくしてあげましょう。

離乳期の子猫

 歯が生える前の離乳期の子猫は、ミルクからドライフードに変えるときにドライフードをふやかしてあげる必要があります。

離乳食の時期の目安は、生後4週から8週頃です。
最初は、しっかりと柔らかくしてあげて徐々に水分量を減らすようにしてあげてください。そして、8週以降には離乳食を終えられるようにしたいですね。

 おすすめのキャットフードを知りたい方はこちらを読んでください。子猫から老猫まで全年齢に与えられるキャットフードもあります。

噛む力が弱くなった老猫

 噛む力が弱くなった老猫にも、ドライフードをふやかしてあげましょう。

老猫には、完全にふやかすのではなくドライフードの食感を残してあげるようにした方が歯の力が完全に弱くなるのを防ぎます。

食欲のない猫

 食欲がない猫に、ふやかしたドライフードを与えると食べてくれることがあります。
それは、ドライフードをふやかすことで香りが増して食欲が刺激されるのからです。

 食欲がないといってもただ単にドライフードに飽きている場合と、なにかの病気にかかっている場合があります。
 歯科の病気であれば、ドライフードをふやかしてあげるようにしてください。

 食欲のない猫の原因と対処法にっては、こちらの記事で詳しく書いています。

ドライフードのふやかし方と注意点

1.器にドライフードとお湯を入れる

 一食分のドライフードを容器に入れて、そこに人肌程度のお湯をかけましょう。
子猫の離乳食用の場合は、ミルクでも大丈夫です。また、成猫や老猫の場合は魚の出汁を使っても大丈夫です。
※どちらの場合も、人間用のものを使うと塩分が多すぎるので注意してください。

・熱湯を使うと、必要な栄養素が破壊されたり猫がやけどしたりするので必ずぬるま湯でふやかすようにしてください。
・大量にふやかすと雑菌が増えてしまうので、必ず一食分ずつ準備するようにしましょう。

2.お湯にふやかしたまま待つ

 およそ5~10分ほど待ちましょう。

お湯をかけた後に、ラップなどで蓋をすると時短になるので試してみてください。

3.ふやけたことを確認する

 スプーンなどでふやけ具合を確認し、猫の状態に合わせた餌の柔らかさで与えてあげて下さい。

・汁にも栄養が含まれているので捨てずに与えてあげましょう。
・雑菌が繁殖してしまうので、ふやかしたらすぐに与えるようにして余ったら必ず捨てるようにしてください。

まとめ

 子猫の離乳期から成猫・老猫になるまで、ドライフードをふやかして与える機会はあります。
そのため、正しいふやかす方法を知っておくことは大切ですね。

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