猫のドライフードの正しい保存方法は?

猫の飼い方

 猫の餌に、ドライフードを選択している飼い主さんも多いと思いますが、皆さんはどうやって保存していますか?

正しく保存していないとフードが酸化してしまいます!

この記事を読むことで、ドライフードの保存方法が分かり新鮮な状態で猫に餌をあげられるようになります。

ドライフードの正しい保存方法は?

 保存場所と、保存方法に分けて説明していきます。

保管場所

 開封前も、開封後も下記の場所で保存するようにしてください。

・冷暗所(直射日光を避ける)

・高温多湿でない

・温度変化が少ない
 (冷蔵庫は結露が発生してカビの原因になるため×)

保存方法

 開封後は、酸化を防ぐことがとても大切です。そのためには密閉するということを心がけてください。

 保存方法をいくつか紹介します。

・密閉容器に入れる
 フードストッカーなどの密閉できる容器に、シリカゲルや脱酸素剤を一緒に入れてキャットフードを 
 保存する方法です。

 フードディスペンサーというのもあり、自動で餌が出てくるものもあるのでとても便利です。
開閉の回数も減るのでさらに酸化を防ぐことができますね。

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・密閉袋に入れる
 小分けにしてジップロックを利用する方法で、シリカゲルや脱酸素剤を一緒に入れるとさらに良い
 です。ドライフードを入れた後は、しっかりと空気を抜くのがポイントです。

 我が家でもこの方法を利用していて、ジップロック+シリカゲル・脱酸素剤をさらに密閉できる容器
 にいれています。

・真空保存する
 これが一番効果的な方法です。フードをまとめ買いする飼い主さんにおすすめの方法です。

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正しく保存しないとどうなる?

 ドライフードを間違った方法で保存するとフードが酸化してしまいます。
酸化とは、キャットフードが酸素に触れることで化学反応をおこすことをいいます。
見た目は変わりませんが、酸化すると猫に悪影響を与えてしまうので要注意です。

では、具体的にどういった悪影響があるのか説明していきます。

病気のリスクが上がる

 キャットフードの脂質が酸化すると過酸化脂質(悪玉コレステロール)に変化してしまいます。

それらは体内に蓄積されていき、ガン・アレルギー・動脈硬化の原因になります。
他にも下痢や老化の促進にもつながります。

食いつきが悪くなる

 酸化によって食いつきが悪くなる原因は二つあります。

1、味の変化
酸化すると「苦味」が増してしまい、猫にとっては身体によくないものと判断してしてしまいます。

2、匂いの変化
酸化すると匂いが薄くなってしまいます。
嗅覚が敏感な猫は、匂いが薄れるとその分おいしそうに思えずに食いつきが悪くなってしまいます。

「最近食いつきが悪くなったかも?」と思ったら保存方法を見直すことも大切ですね。
食いつきが悪くなる他の原因については下記の記事を参考にしていただければと思います。

栄養価が下がる

 酸化すると、脂質が変化するように、ビタミン類の性質も変化してしまいます。
せっかく栄養価の高いドライフードを購入しても、酸化して栄養価が下がってしまったらもったいないですよね。

保存が楽なおすすめフード

 ドライフードを小分けにしたり、容器への移し替えが面倒な人におすすめしたいのが、はじめから小分けになっているドライフードです。

GRANDS(グランツ)
だいたいのキャットフードが1袋1.5㎏で販売されているのに対して
グランツは、酸化を防ぐために1袋500g×3~販売されています。
もちろんグレインフリーで無添加な安心のフードとなっています。

値段:4,455円(500g×3袋)

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