猫の去勢・避妊はしないとだめ?費用やメリット・デメリットは?

猫の飼い方

 猫を飼い始めたら、去勢や避妊手術について考えなくてはなりません。
「室内で飼うのであれば妊娠の心配ないし不要では?」と思う方もいるかもしれないので去勢・避妊についてまとめたので参考にしていただければと思います。

去勢とは

 オス猫は、生後6-8か月頃性成熟します。他のオス猫がいると争うようになり、10か月頃から、「スプレー」をするようになります。
周期的な発情期はなく、発情中のメスがそばにいると発情します。

 去勢手術とは、オス猫の睾丸を摘出手術で、適した時期は6か月-1歳ごろです。
日帰りまたは一泊の入院で行い、抜糸はありません。

メリット:望まない交尾が避けられ、発情期特有の「スプレー」や大きな鳴き声が減ります
     そして精巣の病気のリスクが減り、攻撃性が低下します。

デメリット:手術中の麻酔によるリスクがあります。
      また、脂肪の代謝が低下して肥満のリスクがあります。
      肥満にならないためにも、手術後は食事に気を付けてあげてくださいね。

 病院によって費用は変わりますが、5,000~20,000円程です。

 

避妊とは

 5-6か月頃に最初の発情期が訪れることが多く、それ以降半年ごとに発情期を迎えます。
発情期になると、赤ちゃんのような大きな鳴き声で鳴き、床に背中をこすりつけたり腰を上げるようなポーズをしたりするようになります。
 猫は交尾すると排卵するので交尾すると高い確率で妊娠します。

 避妊とは、卵巣と子宮を摘出する手術で、適した年齢は6か月‐1歳頃です。
入院は数日要し、手術後1-2週頃に抜糸が必要です。

メリット:望まない妊娠を避けられ、卵巣や子宮、乳腺腫瘍などの病気のリスクが減ります。
   発情期の大きな鳴き声やトイレ以外での排尿などが減ります

デメリット:手術による麻酔のリスクがあり、肥満になりやすくなります。

 病院によって費用は違いますが、10,000~40,000円程となっています。

まとめ

 去勢・避妊手術はノーリスクではないですが、発情期の行動を抑えられたり望まない妊娠をさけることができます。獣医師にも相談して決めてください。


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